選定ガイド
ソーラーパネルケーブルの種類まとめ|サイズ・長さ・色・コネクタ
ソーラーパネルケーブルの種類は4つの軸で整理できる
「ソーラーパネルのケーブルにはどんな種類がある?」という質問には、①サイズ(太さ)②長さ(巻き)③色 ④コネクタの有無、の4軸で整理すると迷いません。以下、当店取扱いの PV-CC1500V ケーブル(JET認証品)を例に解説します。
① サイズ(導体断面積):3.5sq / 4.0sq / 5.5sq
sq(スケア)は導体断面積(mm²)のこと。電流が大きい・配線が長いほど太いサイズを選びます。
- 3.5sq(許容電流45A)— 住宅用・小規模低圧案件の定番
- 4.0sq(許容電流48A)— 低圧〜高圧まで幅広く使われる主力サイズ
- 5.5sq(許容電流60A・導体抵抗3.27Ω/km)— 長距離配線・大電流ストリング向け
② 長さ(ドラム巻き):500m巻 / 1000m巻
PVケーブルはドラム(木製リール)巻きで流通します。必要m数から巻数を逆算し、端材ロスが少ない組み合わせを選ぶのがコツです。1000m巻は約100kgになるため、現場の荷受け方法(フォークリフト/手卸し)も発注時に決めておきましょう。
③ 色:黒 / 白ライン入り
PVケーブルの被覆は黒が基本で、極性やストリングの識別のために白ライン入りを併用します。プラス側・マイナス側を色で分けておくと、施工時の結線ミスと保守時の誤認を防げます。当店では黒・白ラインの両方を在庫しています。
④ コネクタ付き延長ケーブル
パネル間の接続や距離延長には、片端にMC4コネクタが圧着済みの延長ケーブルが便利です。現場での圧着作業を減らせるため、施工品質が安定し工期も短縮できます。当店の延長ケーブルはStäubli純正MC4コネクタを使用しています。
選定の流れ
種類を押さえたら、次の順番で決めていきます。判断に迷ったら、案件の構成(パネル枚数・ストリング構成・距離)をお知らせいただければ選定のご相談に乗ります。会員登録(無料)で全種類の価格と在庫をすぐ確認できます。
- ストリング電流と配線距離から電圧降下を計算してサイズを決める(目安:降下率2%以内)
- 必要m数からドラム構成(500m/1000m巻)を決める
- 極性識別の運用に合わせて黒/白ラインの数量を配分する
- パネル近傍はコネクタ付き延長ケーブルの活用も検討する